64.「オゴリの裏返し」

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移転後の業務開始日となる8月17(月)まで、残り24日となる。

日数でいえばあっという間なのだろうが、体感といしては、かなり長い。数
えても数えても進まない。モロモロの出来事がゴチャゴチャと絡まって来る
のが厄介だが、ひとつひとつはたいした内容ではない。しかしあの三井だと
か住友だとか、財閥系はなんとかならんのかとゴチャゴチャしてくる。

そこで何が厄介かと思い起こせば、結局ハシゴが外れるのではないかという
過去の記憶の想起が一番厄介だ。

こればっかりは自分の記憶のことなので、誰に何をいおうとも、何をして貰
おうと何ともならない。助けて貰うにも助けようがないだろうし、自分で処
理をするしかない。

何かの指示を受けて無言になったり注意をされるなど、あってはいけないと
思い、背伸びをしてきた部分かがあり、それを良くいえば責任感なのだろう
が、実際は「キチンとしなければ怒られる」「良く思われたい」という気持
ちが根本にあるようであり、出来ないものは出来ないと言えずとも、リミッ
ターのように無言になるでもしなければ、どうしようもなく行き詰まる。

そこで最近見えてきたのは、格好を付けずにスタッフに協力を求める。自分
自身などたいした人間ではないので、出しゃばらずに越えられそうにない壁
は協力を求めて越える。それがチームプレイであると分かり始めた。

しかし、協力を求めると、自分が駄目になるという恐怖が包み込むが、それ
がこだわりであり、我執ということなのだろう。自分自身など元々たいした
ものではない。駄目になるなどと考える自体が、自分は素晴らしいというオ
ゴリの裏返しでしかない。