04.「私の中のオロチ」(裏)

イメージ 1

私のなかのオロチが静まってきた。「余計な感情を表現しても上司が迷惑す
る」と聞き「やりたいように」とも聞く。考えるとイライラし、忘れようと
すると落ち着かなかった。

東京に来た頃毎度通った「小諸そば」へ数年ぶりに昼食で行った。「あら久
しぶり」と60歳近い店の姉さんに声をかけられたが、この姉さんはパート
を始めた頃、無口で色々私が話しかけてきた。店長は4人はかわったが、姉
さんは6年近くたって幅を利かせていた。

私の中では決め事として2年半違う店で食事をとり、900件を越えて全て
記載。そのため「小諸そば」行けなくなる状態になっていたと知った。

以来「小諸そば」は行っても「OK」の店となる。変な話だが私の中では成
長だった。初心を思い起こさせた。私はどこに行っていたのかとも思ったが
長い旅で成長して戻った。

土曜の朝7時半に岩本町店が開いているか電話をしたが誰も出ず、神田北口
店は営業中。道中、岩本町店の前を通ると開いていた。開いたばかりで券売
機も起動しておらず、自動ドア前で皆、口頭でオーダー。私も注文ついでに
「さっき開いてるかと電話したんですよ」と大声。「あら、すみません。う
ち土曜はやってるんですよ」と大声での懐かしい会話。私は客に券売機の品
ボタンの位置を教えながら作業着の人たちと話してソバを食べる。朝の客は
みな元気だ。

しかし社に戻るとオロチが暴れ、朝8時前に皆が出勤をすると静まる日々も
あったが、やはり自分への過剰な要求と罪悪感が原因で、適当にすると罪悪
感が湧いていた。「いいから土日祝は結果入力と新規入力」と言い聞かせた
先日までが今はウソのようだ。