01.「新しい始まり」

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5月6日(水)で入社して16年となった。色んなモノが増え、色んなモノ
が無くなったが「全て凝縮されたのだ」と心から引っ張り出して、散らかっ
た数々を片付けながら思う。

16年で色んな変化があり、それに対する適応力は重要ではあったのだが、
ここ数年の変化はめまぐるしく、それら全てに適応をさせようとすると、や
はり疲れる。そこで「何も変えない」という適応方法もあるのだと学んだ。

心のなかで『「ああ、そう」「あ、そりゃそりゃ」「へぇ、すごいねえ」』
と思える余裕を身につける。自信と信頼を仲間や自分に持っておれば出来る
はずだ。

私の場合あまりにも「善意の押し売り」というのか「大儀を掲げての押し売
り」をしてきた。ゆえに注意された部下は「ぐうの音も出ない」だが部下も
簡単には身に付かない。それを見て私も焦りだし、自分の「ペース」が完全
に乱れたのだと今は考えるべきだ。「ユアペース」を考えるためには「マイ
ペース」もキチンと整えておかねばならない。

部下の「無言」や「得意先にウトまれる態度」は普通と比べれば異常だと感
じ、それに対して必死に長時間激昂してきた私も、普通かといえば異常だ。

何でも長く続けるのは異常というのか過剰であるのだろう。細く長く「マイ
ペース」を保ち「ユアペース」を考える。どの道、自分の考えている大志な
どは、しょせんマスターベーションであるから「ひけらかして理解されるは
ず無し」と考えて当然だ。仮面ライダーもショッカーのアジトに潜入すれば
戦闘員の格好をする。イチイチ出しゃばらずに普通でおればよろしい。時が
来るまで自信を持って構えておれ。と言い聞かせる。