がんばったね。

テレビ朝日で開局50周年記念番組、
「2007東京国際女子マラソン大会(兼)第29回オリンピック競技大会(2008北京)代表選手選考競技会」
を放送した。
2006年は真冬並みの寒さと小雨、2004年は真夏のような暑さで、
あの高橋尚子選手を苦しめた因縁の大会に、野口みずき選手が挑んだ。
彼女にとって本大会は2年ぶりとなるフルマラソンだったが、
そんなブランクを微塵も感じさせない走りっぷりで、
大会新記録“2時間21分37秒"を打ち立て優勝。
15キロ過ぎから渋井陽子選手、サリナ・コスゲイ選手(ケニア)と3人の争いとなったが、
同学年のライバルは29キロ過ぎに失速。その後のマッチレースでは格の違いを見せつけた。
30キロ過ぎで1度仕掛けた後、上り坂にさしかかる36・5キロ過ぎで再び加速。
ケニアの実力者に追いすがる余力はなかった。
中間地点で1時間11分18秒。
単純に倍にすると、2時間22分36秒。
ゴールタイムは2時間21分37秒。59秒速い。
30km過ぎからのペースアップとのぼり坂でのストライドが凄かったらしい。
「次は北京で金メダルを」と出身地の伊勢市、応援の市民たち喜び爆発だそうです。
ちなみにストライド走法とは、長距離走で、ストライドの幅が大きい走法。
全身のバネを使って飛び跳ねるように走るが、負担が大きいと言われる。
日本では負担の少ないピッチ走法が主流。