二度目の見舞い

千葉のお父さんのお見舞いに行きました。その前に私の近況ですが、3年ほど前
から右踝に気触れが出来て売薬では治らず、8月8日に、会社の裏の皮膚科もあ
る病院に行ったところ白癬菌が原因とのことで、現在塗り薬で治療中です。そこ
で序でに左手中指の腫れを診てもらったところ、爪の下に膿が溜まっているらし
く、ひょうそうだと言われ、即切開。3週間もたてば治るとのことで、まもなく
完治だと思いますが、現在も通院中です。

その医師は老齢で大手の病院にいたかたで、千葉のお父さんの間質性肺炎とはど
ういった病気なのかも色々教えて貰いました。そんな中、先日千葉県の津田沼
仕事の関係で現場撮影に行ったので、その後千葉県の海浜病院に、お見舞いに行
くことなどを伝えましたら、あそこは良い病院ですよと言われていました。

その日、津田沼で仕事を済ませ、お母さんの携帯に連絡をしたところ、お父さん
が、調度一時退院をするところで、まもなくお母さんの運転で家に帰るところだ
ったそうで、私も自宅へ向かいました。新検見川に着いて電話をしたのですが繋
がらず、バスに飛び乗り、美浜区役所のバス停で降りたところ、お母さんから連
絡があり、お気を使わないで下さいと伝えましたが、バス停まで車で迎えに来て
頂き、家に到着。お父さんは明日歯医者に行って、また病院に戻られるそうです。

お父さんはゾウのようなチューブの呼吸器に変わったと聞いていましたが、自宅
では、鼻用の細いチューブだけに戻っていまして、若干息苦しそうなところと、
ステロイドの影響でムーンフェイスという少し顔の浮腫がありましたが、お元気
でした。

丁度在宅酸素の機械セッティングに業者の方も来られまして、その間室内で放し
飼いのインコのイチローが邪魔をするので、私の方で相手をしながら、機械の説
明を聞かれているのを後ろから眺めていました。

お父さんが入院中に描かれた絵を撮影しようとカメラを持って行きましたが、絵
は病院に置いてあるそうで、その日は撮影が出来ませんでした。絵では描き易い
白色が無くて困っているそうなので、ガッシュの白を送ってみてはどうかと思い
ます。

お見舞いの品には、以前、焼き饅頭を持って行きまして、今回は水戸銘菓、のし
梅を持って行きました。ブラックコーヒーを頂き、梨やドライマンゴーなども頂
き、三人で話しながら食べましたが、お父さんからは一日退院が出来たので、夕
食に寿司でも一緒に食べようと言われましたが、仕事の為、申し訳ないながらも
一時間ほどで帰りました。

先日の千葉での地震の話や、私の父からお礼状に退院と間違った内容を書いてし
まったことなども伝えましたが、実際一時退院もしたし、これだけ距離が離れて
いるので、気になさらないでくださいとお伝え下さいとの事でした。それよりも
お母さんの体調は大丈夫ですかと、二人とも心配されていました。そんな中、以
前私が病院にお見舞いに行って、お父さんと二人で話し込んだ事があったのです
が、それ以来、私が大人になった、いい話しが出来たと随分喜ばれているそうで、
私が行くことでお父さんが大喜びだとお母さんから聞いて、光栄でした。

お父さんは、あと二週間で退院出来ると言われているそうですが、帰りに車で送
ってもらう間にお母さんに聞いた話しでは、実際は暫くかかると思いますとのこ
とでした。

在宅酸素となる状況では、お母さんが調べたところ、良くても5年と出たので、
今のことだけを考えようと、余り調べないようにされているそうです。私が相談
した医師の話しでも、見切りの早い医師だと、タバコを止め易いようにや、無理
をさせないように、早めに在宅酸素を指示されたりするそうですが、話しを聞く
限り、どうやらそうじゃなさそうだとの話しもありました。

自分自身が何も出来ないのが悔しいですが、今はお父さんが楽しまれることを可
能な限り出来るような環境を整えていけたらとお母さんも言われています。

私が見舞いに行ったことで笑顔になって頂けるので、私も元気を頂きました。今
度一時退院される時には、お寿司を食べる約束をしましたので、私もその日を楽
しみに日々過ごしています。