ひょうそう

先日、踝に出来た、気触れが売薬では治まらず、社の裏にある、皮膚科に医科向けの軟膏を貰おうと
初診で行った。その序でに、指先が腫れて痛みが治まらないので、診てもらったところ、『ひょうそ
う』と分かり、放置しすぎだと言われ、翌日、指を切開することとなった。

これは爪の逆むけから菌が入り、爪の下に膿が入る怪我らしく、最終的には骨の間に膿が溜まり、指
を動かす腱や関節まで炎症が及べば、腕全体がリンパ節も含め腫れ上がる。酷くなれば、指、手首、
腕の切断となるそうだが、何も私は、犯罪者や乞食ではないので、医者に診せず腕が腐る、壊疽のよ
うな状態になるまで放っておかないだろうとも思った。

指先に麻酔をされたが、結局この麻酔が、今回で一番の激痛となった。切開中に、爪を切る音が聞こ
えたものの、爪は少し切る程度で済んだ。8月8日水曜日から、15日水曜日となり、包帯はしてい
るものの、随分傷も良くなった。

初回2500円、切開で5000円、休み中の、病院紹介状に9800円など、医療費も馬鹿になら
ない。

歯科医でも、半年に一度クリーニングに行っていたが、先日別の歯科医に変えたところ、虫歯が4本
見つかった。今までのは歯科医は何だったのかという感じだ。セカンドオピニオンは大切だと感じる。

治療は、コンポジットレジン、CR充填、いわゆるレ充で一本2000円。奥歯のみインレーが必要
で、セラミックとレジンのハイブリッドインレーだと削る量が多く、奥歯だと割れるので、ゴールド
インレーを勧められたが、共に3万円と聞き、下の歯ではあるが、保険のインレー、金銀パラジウム
合金の銀歯に決めつつある。銀歯などは日本だけだそうだが、良しとするつもりだ。なにかと医療費
は嵩んだが、指も歯もあるので、その点は感謝せねばと思う。しかし、あるものには感謝出来ず、無
くなって有り難みがが分かるのが世の常でもある。