26.「長く注意を受けた場合」(裏)

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上司から長く注意を受けた場合。この場合、上司は不安になっている場合が
殆どで、その不安というのも突如として湧き出るものではない。今までの積
み重ねが原因となる。

その積み重ねは、結局、上司本人の積み重ねではあるが、注意を受けた部下
は、上司に対し、無意識であろうと、上司が不安で注意をしたくなるような
要因を提供している面があるので、全てを上司の心が原因として片付けるの
も少々荒っぽい。

また部下としても、注意を受けるのは嬉しいというのも少ないだろうから、
その面では上司と共に協力しながら注意点を解決する方向をオススメしたい
のだが、「いやいや注意を受けることが私は大好きなのです」というマゾヒ
スティックなヒトは、それはそれで問題なし。上司にはゴメンナサイだが、
そうしたヒトも居るとして、さて部下を喜ばしてやろう!と注意をしてあげ
るもよし、注意をしない方法で、マゾヒスティックな部下を、女王様よろし
く、注意をしない飢餓感で攻めるのもいいが、その世界はその世界で深いの
で、のちのち考えるとする。

さてさて注意を受けるのがイヤなのですという多くのヒトは、何せ注意をさ
れた時点で「注意内容の進行を遅らせる」これしか出来ないと考えるのがい
いように思う。

注意され、その場で何かをして、上司が突然大喜びするなど、人間真理から
考えても、どうも考えにくい。

のちのち喜ばせることを仕込んで「フムフム。やつも分かったナ」なんて、
上司の心を喜んでコロこんでさせるのはいい。ゆえに注意を受けた時点で上
司を病人と見立ててでもいいので、上司が心で泣き叫ぶのを止めること。こ
の一点に尽きる。