03.「自責について」(裏)

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先日「素晴らしいことを教えて頂きました」と感想があり、原本は斎藤茂太
氏の著書『そんなに自分を叱りなさんな』(新講社)からのなので紹介。

先日の「前向きばかりが能じゃない、後ろ向きの努力もある」との件と「車
だって、前にしか進めない車では欠陥商品である。バックにも進めるからこ
そ方向転換ができ、車庫入れもできる。」と「私からエネルギーがなくなっ
ているのではなく、私のどこかにあるのだ。ただ、自分の気持ちがそこに向
いていないだけなのだ」という内容だ。

同著に「これはきっと何かの葬式なのだろう」との内容もあり、何事にも自
分だけの「喪に服す感覚があって当然」と理解した件だ。

「人類は楽を追求し、逆に多忙になっている」という話も別著作であった。

モタ先生ことシゲタ氏の著作は、見開きで終わる内容が多く、当初部長にス
タッフへと紹介頂いたものの、物足りなかったが、今となっては指針になる
書籍となり百冊強を購入。未熟な私の余計な話より価値がある。

茂太氏は2006年11月20日、享年、卒寿の90歳8ヶ月で亡くなられ
たが、水泳の北島選手を引用したりと最後まで執筆し、今でも売れている。
しかしながら執筆や講演は恥ずかしさや緊張で当初からイヤだったと知り、
更に親近感が湧く。本業は精神科医だが、誰もが気軽に精神科に行ける社会
を夢に持たれていたようで、別著作の『ラクになる生き方』(ワニ文庫)の
親鸞の話や『豆腐の如く』(大和書房)『なぜか人生がうまくいく「悟り」
のススメ』(講談社)などから、ヒトそれぞれが身の丈に合わせ、幸せに生
きる社会を夢に描かれた面も共感できると感じている。