2.「ペースを保ちながら」

考えれば考えるほどどうにもならない気持ちになる場合がある「それであれ
ば気にしなければ良し」そういえば簡単だが、これが出来ないから困ること
も多い。

また何かにつけ「出来るわけがない」と思うことも多くあるが、思い起こせ
ば、それでも上手く行ったことも多い。またそれらを乗り越えたから今の自
分もある。

何に困っているのかといえば色々あるが、挙げたところでどうにもならない
ので「気にしないこと」これしかない。そうして結局、新しく入ったスタッ
フの希望に満ちた瞳に答えを見出すことも多い。

「台風の日にはどうするか」という例えがあるが、答えは簡単で「家の中で
じっとしておくこと」だ。当たり前だが、これが自分の内面となると忘れが
ちなので要注意だ。

気がつけば表に出て、大声を張り上げて台風に挑むような行為をし、とてつ
もなく疲れて、ボロボロになることもある。周りの迷惑にならぬようにと本
人は必死だが、余計に迷惑がかかる状況もある。

また「人間距離」も大切だ。「車間距離」ならぬ「人間距離」でヒトとの距
離を当たるでもなく、開きすぎるでもない距離を保つ。

ベタベタとくっつきすぎては事故があれば全員を巻き込むが、適正距離を保
つことで事故も軽微で済む。かといって事故は嫌だからと離れすぎては、ス
ピードを出し過ぎの「出しゃばりすぎ単独事故」で大事故にもなる。

ある程度の「交通量」でペースを保ちながら安全運転。これが結果的に目的
地へ到着する近道であり、スピードを上げるなら「チーム全体で。」そして
今度は他社との距離となる「他社間距離」を見ながら全体的に進むのがいい
のだろうと思う。