再生プログラム

自分は甘えの中にいるのだと薄々感じていましたが、
ここ4年でそのことをよくよく認識し、痛感しました。
この甘えを断ち切るのは大変です。毎日が辛くてしょうがないことです。
よくこんな状況を耐えられているものだと思います。
逃げ出したいのですが、逃げ出せません。
死んでしまった方が楽だとも思うほどです。
しかし、その甘えを断ち切る仮定において、結局我慢できず甘える先を探し、
周りの人間を引きずり込もうともしたのだと思います。勿論、無意識ですが・・・。
スタッフがパニック障害になったこともあり、カウンセリングに連れて行くついでに、
私も別でカウンセリングをしてもらいました。
まぁ、もともと私をカウンセリングできる人間なんていないと思っていましたが・・・。
結局たいしたカウンセリングではなかったです。
不安を抑える薬なんかも貰いましたが、
断薬したときに、とんでもないことになりました。
立ってられなくなって、不安が高まると歩けないわけです。
要するには、薬がないと生きていけない状態になるのです。
それで、遠方の社内会議の場で、仕事で売り上げのことや、会社のことを問い詰められたときに、
話せなくなったのです。驚きました。声が出ないわけです。
数分ですが・・・。
それで、ファッキン、カウンセラー!
と思いまして、結局自分のことは自分でメンテしようと思ったわけです。
そんなこんなで、今に至るのですが、4年たちました・・・。
よく耐えているものだ。
なんて自分は弱いのだろうとも思いましたが、
逆に考えると、なんて強いのだろうと思いました。
要するに、鈍感な人間ではなく、敏感な人間。
このナイーブな人間が、人一倍耐えているわけです。
おお、これは凄い!
などと思えたわけです。
そんな中で、結局行き着いたのは、これって親からの愛情不足なのだと思いました。
親もまたその親の被害者なのですが・・・。
親から十分な愛情をもらっていれば、簡単に言うと、不安になりにくいのです。
人に評価されないのではないか?駄目になるのではないか?
などと思わないのです。
満たされていれば、そんな感覚自体が無いからです。
助けて欲しいという状態や、分かって貰えない、元気が出ない。
などは、甘えでしかない。
親に対する甘えなのだと分かったのです。
この甘えの飢餓感や渇望は強烈なもので、どうしようもない渇きに襲われるのです。
そして、アルコールや、タバコや、テレビや、ゲームや、セックスや、ドラッグや、
一日中のゴロゴロなど、自我の育成されていない者は、制御不能嗜癖に陥ります。
でもそれでは何も解決されません。
一時的には満たされますが、結局、それが終わると再び飢餓感に襲われるのです。
愛情を求めるか、愛情が満たされないことを、他の行為で満たそうとするか、
投げやりになって、掃除もせず、散らかして、無償の愛情を与えてくれる相手を探すのです。
でも、そんな甘えた自分を、結局嫌になるのですが、でも耐えられず結局また甘える先を探します。
多少の甘えはいいのですが、その行為は精神的に大人になるまで止めどなく進みます。
依存症の様なのです。
ドラキュラが血を求めるのと同じ、アルコール依存症の人がアルコールを求めるのと同じ・・・。
この経験は私の中で非常に貴重なものとなりました。
とはいっても解決出来たわけではなく、まだ真っ只中なわけですが・・・。
なので、無意識ですが、無償の愛情を与える親を探します、
自立が出来ていないのです。目に見えては誰にも分からないのですが、
深層心理の話しです。
ひとりで出来ないことと、出来ることがあって、
緊張して出来ないこや、我慢できないことと、
面倒だからしていないことが一緒になって投げやりになり、甘えます。
その根本は親に対する怒りのようです。
ほうら、散らかしてやる!駄目になってやる!
そんな感じです・・・。
幼児期の愛情の不足を無意識で親に怒っているのです。
駄々をこねているのです。
仕事でいえば、飛び込みの営業に行くのはドキドキするので多くの人が嫌だったりします。
でもだからといって、掃除や、片付けをするのは出来ないわけではないのに、
それもしなくなるケースが多いようです。
要するに、無理なことは、しなくてもいいですが、
それと一緒になって、簡単にできることも一緒になって疎かにして、
甘える先を探すのは幼児性であり、結局そんなことをしても、自分が嫌になるのだと、
認識できました。
そこで考えたのが、
難しいことをしようとせず、簡単な事でやって後悔しないことをすればいいのだと思いました。
投げやりになって、一日中テレビを観てゴロゴロすると後悔しますが、
一日中掃除をしても後悔することはありません。
面倒だけど、そういうことをすればいいのかと感じ、最近実行しています。
いつか芽が出るまで、心のタネに栄養を蓄えているのです。
出来ないことは直ぐに出来なくていいのです。
そんな時は、簡単にやれることをやっていればいいのだと・・・。
そんな感じで、なんとか自分自身の精神状態をより良くしていこうと努力をしておりまして。
もうどうしようもないと感じる状況が4年続いて、まだ解決しない。
でもなんとかするのです。
これはきっと、そういった感覚を持った人を、
おまえが学んで伝えてやれと心が言っているのだと理解するようにしました。
手がかりはつかんでいるので、そう簡単には自分は潰させんぞと、自分と戦っているのです。
エクソシストで神父さんが自分に悪魔をのりうつらせた状態です。
今に見ておれ、悪魔を払ってやるからな!
多少痛みは伴うが、泣き言いうなよ。
その時には、感動という涙で、泣かしてやる!
などと思っているわけです。
それが自己再生プログラム。
私を成長させるのは、私しかいない。
これが完成すれば、世界が変わる。
そう思うのです。
人間はもっと精神的に成長することで、豊かな社会が生まれるのです。