44.「憎しみを越える」(裏)

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「行動してみることで人生は開ける」
加藤諦三著(PHP文庫)で、
ゴルフの例えがあった。

「胃の調子が悪い、
肝臓が悪いという時」という内容で始まる。

「内蔵が疲れている時、休息をとったり、
スポーツをしたりというように行動を変える」とあり、
「実は、このことは、
感情についても同じなのである」と。

そして「最近はゴルフをやる人が多い。
あの白い小さな球を打つ時、
『うまく打ってやろう』と決心しても、
上手に打てるものではない」
そして「それは人間の感情についても、
同じである。
理解と練習なしに、
白い小さい球を真っ直ぐ打てないように、
自分の感情を、
自由にすることはできない」とのことだった。

相手や感情は、内蔵と同じくら
コントロールできないのだと、
内蔵を理解するように、
大人は感情を理解する。

「5歳児の大人」は、
「我慢している子」であり、
「我慢していない子」を許せない。

だが、その憎しみを越えるから偉大となる。
そうした内容に、随分共感をした。