7.「見つめる鍋はなかなか煮えない」

外国の諺で「見つめる鍋はなかなか煮えない」という言葉を知った。考えす
ぎても答えは出ないという意味だが、私も色々と考えるが、その後は回覧な
どに出る。電車の中で本を読んだりもするが、何か思いついたらノートに書
き留める。電車内で立ちながら書き込む場合もあり、文字がグチャグチャの
場合もある。

時には歩きながらも立ち止まって書く。読書中に出てくる分からない漢字も
ひたすらに携帯電話に登録したサイトの辞書で調べる。漢字自体が読めない
場合は更に厄介なのだが登録したサイトの漢字辞書で部首画数から調べる。

しかし過去に辞書を持ち歩いたころから考えると遙かに楽だ。そんなことな
ので携帯の履歴は辞書と回覧の行き先検索に使うナビタイムになっている。

その後はシャーペンで書いた数日前の文字を、ボールペンで綺麗になぞり、
数日後に消しゴムで消す。なんでもかんでも書いているので、これが日報の
ネタになっており、日記のようでもある。

そんなことをしているので「見つめる鍋はなかなか煮えない」と分かりなが
らも永遠と考えることになるのだが、この諺には続きがあるようで「煮えな
いのなら初めから見ない」とするのではなく「内容の濃い鍋を煮るためには
飽きるほど見つめること」も大切なようで、そうすると脳が勝手に整理をす
るとのことだった。

出来ることはまだまだある。試行錯誤して実行してみると、打ちのめされる
ことも多いが、少しずつだが受注も増えている。

考えていくとアレもしていない、コレもしていないと自責にかられ、また打
ちのめされるのではと尻込みしてしまうこともあるが、継続は力なりなので
あろう。