2.誰にも話せない思い

レキソタンを服用をしていたころの記憶があまりない。薬手帳を見る限り0
5年の3月16(水)に不安時の頓服として5mg、1錠10回分、その7
日後の3月23日(水)に20回分。その6日後3月29日(火)に30回
分。更に7日後の4月5日(火)に30回分。4月12日(火)にも30回
分。4月19日(火)から1日3回3錠7日分。4月26日(火)にも1日
3回3錠7日分となっている。関西スタッフから、話し方でろれつが回って
いないといわれ、妻が直接医師に電話をするなどがあり、自覚はなかったが
服用を辞め、病院にもいかなくなった。

当時、新幹線で関西に向かう途中、心拍数があがり、どうしようもなくなり
車両間のデッキで、しゃがみ込んで関東のスタッフに電話をし「何でもいい
からはなして頂戴」と伝えて話すなかで落ち着いたこともあった。その日は
東京の自宅でシャワーを浴びてもシャンプーを付ける気にもならず、普段の
出勤のカバンのまま大阪に向かい、東京駅の時点から歩ける状態ではなく、
何かを食べねばと思い、ソバ屋で店員にでボタンを押して貰う始末。その日
の大阪での定例の場で、関東の売り上げを聞かれて、数秒話せなくなった。
キチンと売り上げを出しているのにも関わらずだった。

その翌日、関東に帰って私用でバイク屋さんと電話で話すのも、怯えたのを
今でも覚えている。

そのあと4年の間に、被るように、仕事でのスタッフの失態で訴訟の問題が
二度あり、最後にメニューの作成が来てメニューは完了はしたが、訴訟の二
度目の支払いは、あと2年で60万弱を支払うと08年11月にFAXが届
いたきりとなる。

今回メニュー作成は別会社に決まり正直安心したが、全てにおいて「出来る
わけがない」というのが心の叫びだ。ただ実際にやってみるとなんとか出来
て、高評価を得られる。しかし、もう限界が自分のなかで来ているのだろう
と思う。

書店のうつのコーナーを仕事の営業先で何度も立ち寄り、斎藤茂太先生の本
に出会い、古本なども集めて108冊になる。食事は2年以上間違う店で取
り931件目となり、それに面白みを見付けているが、自分の生き甲斐にな
るようなものがないのが正直なところだ。

今まで寝る前や起きてから煙草を吸うことはなかったが、数時間で目覚めて
煙草を吸うのが、3ヶ月ほど続いている。仕事中も営業には行くが、朝早く
来て昼食の記事を投稿したり、関西への報告書を作成したりしているが、全
く仕事をやる気が湧かない。先週の金曜日にパキシルメイラックスを増量
して頂き、数日の朝は気分がいい。出勤してもあくびが多いので、仕事に取
り組む姿勢はまだまだ盛り上がっているとはいえないが、先生に少なからず
私の心境が話せたのが嬉しく、妻の方にも弱々しく涙ながらに少しだけだが
伝える事が出来た。お金の借り入れは私が140万で二人で600万。ほど
で、困った内容が分かったが、それはそれで返して行けば良いと思った。