4.「我利我利亡者にならない心がけ」

不況不況と周りは騒がしいが、売り上げさえ上がれば心も全て晴れる。しか
し耐えねばならぬ時期もあるので、ここで何を学べるかも大切な点だ。

最近心がけている点の三つに「道を譲る」「貧乏揺すりをしない」「足を組
まない」などがある。欲から来るイライラと、我利我利亡者にならない心が
け、それと体調コントロールだ。

足を組まないというのは、身体の歪みに繋がるからだが、身体に歪みが出れ
ば不調に繋がりペースも乱れる。組まねばならない理由もないので組まぬよ
うに努めている。

そのほかに心がけている点は、24時には寝ること、睡眠は7時間半が好ま
しいが、最低でも6時間。また、自分の時間を小刻みでもいいので合計2時
間は取る。

かといって、それらにガンジガラメになる必要もないので、周りとの協調を
意識し、そのためにも自分の時間などをバランスよく取るのが主旨だ。

身体のバランスが狂えば心も狂う。逆に心が狂えば身体も狂う。仕事におい
ても人生においてもプロとして生きるならば、ペースを保つことは必須だろ
う。日曜日もグータラせず、平日通りに起きて、朝から動くように心がけて
いる。

バランスが狂えば色んな面で不調として出てくる。便秘、下痢、肩こり、遅
刻、病気、不眠、イライラ、上司への反抗、部下への叱責。

また私の貧乏揺すりなどは、欲が原因といえるだろう。ある程度の欲ならい
いが、過度の欲は「難アリ」だ。何かにつけて手に入らないと考え「欲」が
先走り自己を見失う。また手に入れば「欲」が肥大したり、無くなったりす
る。自分のペースと謙虚さは常に忘れてはならない点だと自分に言い聞かせ
ている。