誇り高き運命の友へ

新たな試みを実行するには、今その瞬間の自分が八割
のところまで進めてあげる。かける時間は二割でいい。

そうすれば明日の自分は、ここまで出来ているならと、
八割から更に進める気持ちになるだろう。そこで継続
することを念頭に置き、これをまた八割で止める。そ
うして二割の時間で八割まで進めるこのバトンを、未
来に贈って行くことで、未来はどれだけ輝き、豊かに
なることだろう。

二度とミスは無いようにします。完璧にしますという
答えは、一時的に改善します、持続や、継続をする気
持ちはありませんと、始めから言っているようなもの
だ。

大きな夢を掲げれば、ミスをしても前に進む意味が生
まれる。自らがその事柄を越えられるまで、形を変え、
レベルを上げ、同じ問題が何度も降り懸かる。

失敗しても、負けたとしても、死という妄想の現実に
は、まだまだ到達しないなら、終わるわけにはいかな
いだろう。

この先も生き続ける運命ならば、失敗しても、負けた
としても、表面では慌てようが、心は落ち着かせ、渦
中にあっても、周りと、人と、事象を良く見て観察せ
よ、そして学び、戦略を練る。

次に同じことがあっても、今までよりも一歩前におり
さえすれば、数回のミスで越えられる。

小さな苗は、冬に雪が積もれば何度も折れる、しかし
毎年少しずつ大きくなり、いずれ大木になるだろう。
その下に、多くの草花が生まれ、いずれ広大な森にな
る。

折れて、枯れていった苗からも学び、我々は前に進ん
で行こう。それが我々の誇り高き運命に違いない。