問題

得意先での問題があったが、本日上げて持ち込んだ事で、ほぼ解決し
たようだ。

スタッフにも伝えたのだが、結局のところ、どの場合も似ているのだ
が、見切りが甘い点ところが仇となる。

どうしよう、どうしようと考えるばかりで、動かず、無言になり、問
題が酷くなる。

取りあえず謝りますというのだが、取りあえず謝る事も重要だが、スタ
ッフがアイスコーヒーをこぼして、ひたすら謝られても困る。拭かなけ
ればならないし、割れたコップで足らなくなれば買いに行かなければな
らない。

と言っても考えるだけなので、そこでスタッフに、じゃあ絵柄の金額を
全額銀行でおろして、差し出して謝罪に行ってみるのはどうかと伝えた。

すると、いやそれは・・・。と答える。しかし先方から損害賠償と言わ
れれば、それどころの金額では無いだろうと伝えた。そのスタッフはギ
ャンブル好きなので、そこは賭にでてみるのも、いいものでは?と伝え
てみた。

ミスを犯した場合、相手の思いを越えるのが一番良い。小さく対応する
と、通算のマイナスが酷くなる。大きく出れば、相手も考える。ポーカ
ーと同じようなものだ。ブタのカードでどれだけ勝つかではないかと伝
えた。

ブタのカードを嘆いたり、ブタのカードを発表するものでもない。得意
先の問題をカードゲームに例えている場合でも無いのだが、本質だと思
う。

皆、相手にとって関係のない、自分の理由を守ろうとして、結局自分ど
ころか、仲間も守れなくなる。

スタッフが、先に、自腹で菓子折を持って謝りに行きます!といえば、
私もそんな事までしなくとも良いだろう、何か方法を考えようという可能
性も大きい。

得意先に対しても同じ事がいえるどころか、万事に全て同じ事がいえる。

なぜなら、その個々人の対応の心持ちだと思うからだ。

ただ、その対応が弱くとも、どんなに指摘を受け怒られようと、前向き
な事を言うことに間違いは無いと思う。次々前向きな事を言うことで状
況は変わる。

例えれば、何を食べに行くかを聞いて、何でも良いと言われ、次々提案
していく。何でも良いと言ったのに、ことごとく嫌と言われ、提案が悪
いと馬鹿にされたとしても、笑顔で相手の事を考え提案していく事、そ
れでいいのでは無いかと思う。馬鹿にされ、捨てられるかもしれないが、
逃げるよりはるかに得るものが多い。

それに仕事であるし、守るものもあるからだ。